運営会社

代表挨拶

くつろぎの時をお過ごしいただく場として私たち「堂島スエヒロ」をお選びいただき誠にありがとうございます。

店内をご覧になっていただければわかりますように私どもはお食事を楽しんでいただくとともに民芸の素晴らしさを感じていただきたいと存じます。

メニューにも、お料理のご紹介と共に民芸やスエヒロの歩みなどもあわせて記しております。

お席に料理が運ばれるまでのひとときに、またお料理をお選びいただきながら目を通していただき、奥深い民芸の世界に少しでもふれていただければ幸いです。

選りすぐった素材のよさを存分に生かした料理。素朴で温かく直接ふれられる民芸。その両方を存分にお楽しみください。

株式会社永楽町スエヒロ本店
代表取締役社長
三宅一郎

会社概要

社名 株式会社 永楽町スエヒロ本店
住所 〒530-0002
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-11-11
電話番号 06-6341-1638
代表者 代表取締役社長
三宅一郎
 

歴史

スエヒロ歴史

古の永楽町スエヒロ
明治43年(1910年)大阪の北新地にて洋食レストラン弘得社(こうとくしゃ)として創業。その後、炭火で焼き、醤油とメンドテ-ルバタ-を掛けるスエヒロスタイルのステ-キを主とした牛肉専門店として営業し、昭和27年先代店主三宅忠一により ”しゃぶしゃぶ” を考案して以来世界的にスエヒロの名を広めてまいりました。

伝統の味

近松門左衛門の悲恋情話「曾根崎心中」の舞台として有名な北新地。スエヒロはここを発祥の地に百余年、すき焼きとビフテキで全国に名をとどろかせ、今も多くの食通を喜ばせています。 スエヒロ本店が現在の地に建ったのは昭和26年、木造三階建てで店内はいわゆる“民芸調のスエヒロ”を最初に設立したものでした。これは民芸運動に傾倒していた先代店主三宅 忠一の影響によるものであり、以降のスエヒロのイメージを決定づけるものにもなりました。
ビフテキ

しゃぶしゃぶの起源

スエヒロ本店は “しゃぶしゃぶ” を考案したことでもよく知られています。現在は日本を代表する肉料理のひとつといえますが、その起源は先代店主が昭和27年(1952年)に考案したもの。
この元祖としての誇りを守り、スエヒロ本店では高級肉料理店として最高の心配りで御賞味いただいています。使用する牛肉は極上の黒毛和牛を厳選し、心血を注いで永年守り続けている味「胡麻酢」は牛肉と絶妙のハーモニーを醸し出す。これこそ多くのファンを魅了する元祖 “しゃぶしゃぶ” なのです。吟味された胡麻を10時間かけてすりつぶし、店主自ら毎朝調合する門外不出の胡麻酢は多くのファンを今日も魅了しております。
しゃぶしゃぶ起源

スエヒロと棟方志功

世界的に有名な棟方志功氏と先代店主は古くから交友が有り、その関係上店内には版画や絵画が数多く展示してあります。

氏の作品は、民芸品ととても相性が良く、お食事をされる方々は、お料理と器類と絵画の3つをお楽しみいただけます。また、メニュ-や包装紙に至るまでスエヒロ本店では全て棟方志功氏の作品を使用しております。

乾坤一草亭

スエヒロと縁の深い棟方志功氏が、家族同様にしていた初代店主の三宅忠一宅で描いた絵。
もともと鯉を描くのが好きな志功氏でしたが、このときはスエヒロの繁栄を願い、勢いよく跳ねる鯉を描いたそうです。